<総論編>
第1章 これまでの理学療法〜我々は一体何をしてきたのか?〜
この章では、今までの理学療法の問題点を記していきます。
第1夜『理学療法今昔〜理学療法は何をしてきたのだろう〜』
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この節では、我々の行ってきた理学療法がどんなものであったかを振り返っていきます。 |
第2夜『運動の多様性』
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この節では、運動がいかに多様性に満ちた個性あふれるものであるのかを説明していきます。教科書的な疾患別のパターンに患者さんを押し込めていいものか、そんな疑問について記しています。 |
第3夜『運動の企画と発現』
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この節では、運動の起こり方について、その企画から発現までを認知のプロセスにそって説明します。同時に、我々が今まで随意運動として捉えてきたものがいかに不十分だったか、ということを綴っています。 |
第4夜『いかに我々の視野が狭かったのか』
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1章のまとめと、このサイトの案内となります。 |
第2章 世界からの隔絶と自己の形成〜ヒトが世界に存在するということ〜
この章では、神経学的な発達の側面から、ヒトがどのように自己を認識し、外界を把握し、働きかけ、適応していくのかについて説明していきます。
第5夜『神経発達理論からヒトの「動き」を捉えることの意味』
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この節では、人間発達の視点が何故理学療法に必要なのかを説明していきます。 |
第6夜『神経発達〜自己の身体の認識と、世界との関わりの構築〜』
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この節では、赤ん坊がどのように自己の身体を認識し、環境に働きかけて動きを起こすのか説明していきます。 |
第7夜『鏡像段階論〜鏡の中のあなたが私〜』
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この節では、赤ん坊が自己の身体イメージを描き出すために最も大きな経験である、鏡像段階論について説明していきます。 |
第8夜『個としての自己身体の確立と、世界の構築』
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第5〜7夜までの内容のまとめとなります。同時に、患者さんが描き出している可能性のある世界を、いくつか覗いていきます。 |
第9夜『そして、身体構造への帰着』
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人間発達の過程から捉え直した運動の意味に基づいて、身体構造を理解することの重要性を再考します。 |
<各論編>
第3章 動きの土台としての体幹〜内側運動制御系とコア・スタビリティ〜
この章では、四肢の自由な動きを安定して円滑に達成するための体幹機能について、身体機能・構造と神経システムの両面から説明します。
第10夜『幹としての体幹安定性、枝葉としての四肢運動性』
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この節では、四肢の選択的な運動の発現において、何故体幹が重要なのかを改めて振り返ってみます。 |
第11夜『体幹の安定性とは? 〜身体の構造と機能から考える〜』
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体幹が土台としての安定性を発揮するための、いわゆる「コア・スタビリティ」の機能について説明します。 |
第12夜『エンドレス・ウェブ〜膜でひとつに覆われる人体〜』
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人体をひとつにくるんで安定させる、膜組織の連結について説明します。 |